チーターの三つ子の展示は終了致しました。
富士サファリパークでは、6月23日に
チーターの三つ子が生まれました。
三つ子の母親は、過去に2度の出産経験が
ありましたが、いずれも子育てがうまくいかず、
赤ちゃんが育たなかった経緯がありました。
今回、出産するにあたっては、
予め人工哺育することを決め、
入念な事前準備をしてまいりました。
分からないことも多く試行錯誤しながらの
取り組みでしたが、三つ子は順調に生育し、
9月13(金)から一般公開をしております。
これまでの生成記録
1week
出産直後は哺育器内で過ごす
1.5week
飼育員が哺乳瓶でミルクをあげる
2week
ブランケットの上でお昼寝
1month
飼育員がタオルで体をマッサージ
1.5month
昼外での日光浴
3month
ふれあいゾーンで公開スタート
チーターを飼育している施設
国内繁殖活動(ブリーディングローン)について
ブリーディングローンとは、希少動物を絶やさず増やしていくために、動物園や水族館同士で動物を貸したり借りたりする制度です。希少動物は個人や動物園などの持ち物ではなく、世界共通の財産であるという考えに基づいています。このブリーディングローンの実施により、希少動物のペア飼育や群飼育が進み、たくさんの動物が繁殖、種の保存に成功しています。